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阿蘇山と南外輪山に囲まれた南阿蘇村の白水地区にある白川水源は、南阿蘇再大の湧水池です。日本名水百選に指定されています。日量は9万tで、水温は年間を通じて14度。透明度が高いため、大量の水が池底の砂の中から湧出しているのを見ることができます。この白川水源は、熊本市内を通り有明海に注ぐ一級河川 "白川" の総水源になります。水源内には食事処・おみやげ店などもあり、ゆっくりと時間を過ごす事ができます。飲み心地の柔らかい水は、地酒やボトル詰めのミネラルウォーターの原水としても使われており、地場産業の発展にも役立っています。
一心行の大桜は樹齢400年余り、樹高14m、枝張り東西21m、南北26m、幹囲7.35mの大桜で、淡い薄紅色の花をつけます。一心行とは、戦火に散った矢崎城城主・伯耆守惟冬の菩提樹で、惟冬と家臣を弔うため一心に行をおさめたのが名前の由来となっています。桜は菜の花畑に囲まれ、開花時期も桜とほぼ同じなので、桜と菜の花を同時に楽しむことが出来ます。また、開花情報を ”桜情報テレフォンサービス" (TEL:0967-67-3321)で行っています。電話開設は3月下旬の予定です。平成16年の台風で大枝が2本折れてしまったために、今では枝を守るための手入れや、開花時期に行われている夜間照明を控えめにするなどの対策がとられていいます。
上色見熊野座神社「かみしきみくまのいますじんじゃ」は、本殿まで続く緩やかな「階段」に等間隔に並べられた「灯篭」のある参道をのぼりつめたところにあります。ここは神秘的な異次元の別世界です。そして南阿蘇のパワースポットの一つです。さらに神殿の奥にある「穿戸岩」は受験合格や必勝のご利益もあるといわれています。
湧水トンネル公園は高森駅から歩いて10分程のところにあります。このトンネルは、旧国鉄高森線の工事が湧水のため中断となり、そのご、地域活性化のために観光に活用しようと開設された観光スポットの公園です。トンネルの長さは2,055メートル。常時、毎分32トンの湧水量があり、トンネル内は、季節を問わず17℃の温度保たれており、「夏は涼しく 冬は暖かい」というトンネルです。 毎年、7月から8月にかけては”七夕まつり”が開催され、色とりどりの七夕飾りがトンネル内を彩ます。またクリスマスには、”クリスマスファンタジー”が開催され、クリスマスツリーでトンネル内を飾ります。通常の時でも湧き出る水やウォーターパールは見ることが出来ます。
高森殿の杉(たかもりどんのすぎ)九州自然歩道沿いの牧野内のこんもりとした杉林の中にあります。この杉林の中には、巨大な2本の杉があり、2本ある中の一本は幹周りは10mを超え、1対の杉の大木は樹齢は400年を超えるといわれています。その中の一本を「高森殿の杉」と呼んでいます。地上1mほどで3本に枝分かれし、さらに幹から幾つも枝分かれした特異な姿は観るたびに圧倒されます。近年では某有名女優さんがこの地を訪れ、幹に抱きつきパワーをもらった結果、結婚が決まったとの噂もあるようです。テレビなどでも多数紹介され、今、話題になっているパワースポットです。
神武天皇の第一皇子である日子八井命(国龍神)を主祭神とする。日子八井命は、神武天皇東征の時、高千穂より五ヶ瀬川に沿ってこの地に来て、池の大蛇を退治し、池を埋めて宮居を定められた。館は草を束ねて壁とされた事により、この地方を草部と呼ぶようになった。さらに「此社吉宮床(ここぞよきみやとこ)」と言われた事により、吉見という社号を称するようになったと伝わる[1]。 もともと池であったという伝えの通り、鳥居より石段を百数十段下ったところに社殿が鎮座している。このため「下り宮」とも呼ばれ[2]、鵜戸神宮(宮崎県日南市)、一之宮貫前神社(群馬県富岡市)とともに日本三大下り宮の一社とされている。明治6年郷社に列した。 (ウィキペディアより)
俵山交流館「萌の里」の西側に一帯にあるのが「俵山コスモス園」です。秋には大勢の人でにぎわう、西原村の代表的な観光名所です。 秋には、およそ100万本の色とりどりのコスモスが、なだらかな丘一面に広がり、澄み切った秋の青空に映えます。また、年間を通してマリーゴールドやサルビア など、いろんな花が咲くよう管理されています。見ごろは9月下旬から10月下旬。また見ごろの時期には、「俵山交流館 萌の里」を中心に様々なイベントが行われます。コスモス畑は県道からも見えるので、運転中にはわき見をしないようご注意ください。
高森町から宮崎県高千穂に抜ける道路(国道265号線)の旧道沿い(通称九十九曲がり)。麓から頂上まで4kmの区間に約6,000本の桜が植えられています。春になると一斉に桜が咲き誇り、満開の頃には毎年家族連れの大勢の花見客で賑わいます。また、この地は麓から頂上までは標高差が(150m程あるため、比較的長期にわったって桜を楽しむことができることも魅力です。開花の期間中には桜祭りがあり、この期間には特産品の販売や郷土芸能の披露も行われ、より一層お花見気分を盛り上げます。開花時期は3月下旬~4月中旬頃になります。
鮎返りの滝 (アユカエリノタキ)は栃木温泉の近く。一級河川の白川にかかる滝で、高さ40m、幅20mの直爆の滝です。名前の由来は、滝があまりにも高いため、アユが引き返したことからこの名が付いたと言われています。滝の背後は原生林で覆われていましたが、28年の熊本地震の影響で、滝の周りでは多くの崩落があり、以前の姿とはかなり違った姿になってしましました。しかし、滝そのものは特に変わりなく、以前と同じ勇壮な姿を見る事ができます。
グリーンロード南阿蘇は、西原村の阿蘇ミルク牧場から、南阿蘇村のアスペクタ(熊本県野外劇場)を結ぶ、阿蘇外輪山越えの2車線道路です。冬季は標高が高いため道路が凍結恐れがあり、滑り止めなどの装備が必要です。 西原村側、南阿蘇村側、ともに眺望に優れ、観光道路としての一面も有ります。阿蘇ミルク牧場からグリーンロード南阿蘇に上がって数分程度進んだところに東屋があります。そこがグリーンロード南阿蘇展望所です。特にこの展望所は南阿蘇の夜景を見る場合。また、南阿蘇一帯の雲海を見る場合の最高のスポットです。展望所から数秒の所から眺める、南阿蘇の夜景は一見の価値があります。夜間に行かれる場合は、出来ればライトを持参する事をお勧めします。
阿蘇 南外輪山を眺望できる白水の森にある美術館で、庭園施設もあります。作者と見る側の視線(点)が一緒でありたいとの思いで、季節に合わせた月がわりの作品展など工夫をこらした展示をしています。 毎月、季節や美術館の雰囲気に合わせた企画展を開催しており、「生きている美術館」をテーマに館内企画展のほか、阿蘇野外での製作・展示等のイベントもあります。カフェからは南阿蘇の外輪山を望むことができます。
熊本方面から俵山トンネルを過ぎ、南阿蘇村久木野に入った外輪山側の高台に「観音桜」があります。樹齢、およそ90年位と言われており、「観音桜」と呼ばれる由来は、この桜の近くに馬頭観音様が祀ってあるため「観音桜」と呼ばれています。この桜は、桜そのもの見物だけでなく、ゴツゴツ岩肌むき出しの外輪山の背景。また反対側から(阿蘇外輪山側)からここの桜を望めば、遠くに高岳・中岳・烏帽子岳等が見え、絶好のロケーションが楽しめます。桜の開花期間中は、ライトアップも実施されます。
葉祥明の絵の故郷である、阿蘇長陽村の美しい丘の上にたたずむ葉祥明阿蘇高原絵本美術館。葉祥明の絵の風景を思わせるこの美術館では、絵を楽しんでいただくだけでなく、広々とした草原の散歩コースをゆっくりと、心ゆくまで楽しんでいただけます。阿蘇の雄大な自然がきっと皆様の心を癒してくれることでしょう。展示室では、絵本の主人公・犬のジェイクをはじめ、絵本の原画や詩の言葉を展示しており、季節ごとに原画を入れ替えております。また、館内にはカフェテリアもございます。葉祥明の絵に囲まれて、素敵なティータイムをお過ごし下さい。 (ホームページより転載)
国道325号線にある奥阿蘇大橋は、高森町の市街地から車で約15分で行けます。全長360m、高さ120mの巨大なアーチ橋です。竣工は1989年。五ヶ瀬川の支流のひとつ、川走(かわばしり)川渓谷に架かる橋で、秋の紅葉時期での橋の上からの眺めは絶景です。この奥阿蘇大橋の完成及び奥阿蘇バイパスの完成で、熊本県 高森町・宮崎県 高千穂町間の交通安全と時間短縮が大幅に改善されました。
「免の石」は、南外輪山(みなみがいりんざん)にある高さ約40メートルの崖にできた割れ目に、宙に浮いたように挟まった縦3メートル、横2メートル、重さ約5トンの巨石です。「落ちそうで落ちない」姿にあやかろうと、受験生らが訪れるパワースポットとして人気の観光地でした。が、熊本地震により「落ちそうで落ちない」と言われていた巨石は落ちてしまいました。しかし落ちた石は、ほぼ原形のまま近くで発見されました。その後、石が落ちた空間が、「まねきネコ」になったと話題になっています。また、この ”鳥の小塚公園” からの眺めは素晴らしく、一見の価値があります。
阿蘇の南外輪山にある俵山(標高1095m)の北麓にある俵山展望所は、俵山バイパスが出来る前の旧道にある展望台です。2003年に俵山バイパスが開通したため、ここまでくる人は少なくなりましたが、眼下に広がる南阿蘇の全景をはじめ、阿蘇五岳や阿蘇谷、さらにその先にある久住、祖母・傾山までも一望することができます。展望所からの眺望は抜群で、阿蘇の風景や、風力発電塔の写真など、撮影スポットも満載です。駐車場もあります。
昔からここ明神池の水は誕生水と呼ばれ、子宝に恵まれる水として親しまれています。鯉の泳ぐ池や水遊びができる浅い子ども池などもあり、公園としても整備されています。この明神池は、「水の生まれる里」である白水の中でも一番美味しいと評価されており、柄杓と漏斗が置いてあり、自由に水を汲み持ち帰ることができます。無料駐車場・トイレなどの設備もあります。 また公園内には、鬼官兵衛と呼ばれた佐川官兵衛氏の記念館もあります。
塩井社水源は旧白水村(現在南阿蘇村)で最も西よりの中松地区にある水源です。 塩井社神社は北側には阿蘇を造った健盤龍命の妻阿蘇津姫の出産の時、姫が身を隠せるように一夜で築き上げたという神話が残されたいます。この夜峰山の神社の森から湧き出す水源がが塩井社水源で、湧水は毎分5トン、日量7200トンとされております。この湧水は不老長寿、諸病退散の神水とされ、水の質も軟らかく別名女水ともいわれています。トイレや駐車場も整備され、5台ほど停めることができます。
「南阿蘇えほんのくに」とは、絵本をキーワードにまちづくりを行うプロジェクトです。 自然豊かな南阿蘇地域(熊本県)に位置する南阿蘇村・高森町一帯を「南阿蘇えほんのくに」と呼びながら、文化振興と環境保全に取り組んでいます。阿蘇山に囲まれた絵本のような自然景観、古来から穏やかに紡がれてきた人々の暮らし、そして絵本や子どもたちから教えてもらうことの中には、未来を確かな方向に導く礎があるはず。絵本的世界や子ども的な感性を大切にしながら、子どもたちが将来安心して暮らせる地域と文化を創り出すことを目指しています。(ホームページより転載)
池の川水源 は、南阿蘇の中松にあります。“平成の名水百選” や“ 熊本の名水百選” にも選ばれた名水中の名水です。 湧き出る水は飲料水・生活用水・かんがい用水と3つの用途に水路が分けられています。 この湧水池には兜(かぶと)石というものがあり、水量で石が見えなくなった年は、雨が多く凶作。見えている年は日年(ひどし)で豊作になるといわれております。その年の豊作を占う重要な湧水地です。毎年、7月18日と11月18日に水神祭が開かれています。
寺坂水源は玉泉山正教寺の坂道になった参道の先、南阿蘇鉄道の鉄橋のすぐ下にある水源です。本来は参拝者たちの御手洗所として親しまれていたものと思われます。池の脇に近隣の方の洗い場があり井戸端会議の場でもあります。この寺坂水源は熊本名水百選の一つでもあり、さらには環境省選定「平成の名水百選」にも選ばれいています。夏にはホタルの乱舞が見事です。湧水量は毎分約 5トンです。遊水地の上を南阿蘇鉄道が走っているため絶好の撮影スポットとして、写真愛好家にも親しまれています。
風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館は阿蘇の大自然の中に立つ美術館です。45歳の時、農作業中の事故で両手を切断しました。その後、生と死の葛藤を繰り返し、一度も詩をを作ったことがなかったものの、独学で初めて生への思いを詩に託すようになりました。その後お世話になった方々への思い、自分の決意などを両手の義手でイラストと詩で描き始めます。そして、それらを展示する美術館を作りたいという夢を ”風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館" と言う形で実現させました。館内には様々な方への感謝の気持ちや、身近な幸福を実感させてくれる作品が多数展示されています。
竹崎水源は、水田の中にぽつんと見える小さな雑木林の中にあり、一見小さな水源のようですが、実は毎分120トンもの湧水があります。この水源は疏水の源として350町歩もの田畑を潤しており、平成の名水百選に選ばれた水源です。この竹崎水源はアクセスが非常に悪く、途中狭い畦道を入り込まないとたどり着けません。また、この周辺には駐車場がないので、近隣の迷惑ならないよう配慮しての駐車をお願いいたします。 地元の人の話では、この湧水は“美人 長寿の水” だそうです。しかし、少し足場が悪いため、取水しての持ち帰りには不向きです。
揺ケ池(ゆるぎがいけ)神社は、通称「お池さん」と呼ばれています。ご神体は龍神のご霊体で「揺ケ池大神」です。 境内奥にある揺ヶ池には次のような話が伝わっています。大正三年十一月に足の病気に悩まされていた人が夢のお告げでお池さんの水を飲んだところ完治したと言われています。このことから霊水の御利益にあやかろうとこの水を持ち帰る人が絶えず、今も多くの参拝者が訪れています。 揺ケ池神社から手前数十メートルの山中には「弁財天の大岩」があり、こちらも同時にお参りするとより御利益があるといわれています。
白糸の滝は、現在「白糸の滝自然公園」として整備されています。その為、清掃協力金として100円が必要です。白糸の滝ならではの伝説があり、「寄姫の滝」との別名があり、夏の避暑地として、マイナスイオンたっぷりのパワースポットとして親しまれています。落差は全長20メートルと大きくありませんが、水流が1本の白い糸のように見えることから、白糸の滝と言われたのが名前の由来と言われています。熊本県の ”平成の名水100選” 選ばれており、透き通る水は一見の価値があります。「寄姫伝説」が伝わるこの滝の上には、ヘビの穴と呼ばれる洞窟があります。
旧白水村(現南阿蘇村)中松で「清泉が地中から突きあがるように出ている」といわれているのが、ここ湧沢津水源です。湧水池は近隣の人たちが、洗濯、その他に利用できるように整備されており、今でも 近隣の民家が、飲料水や生活用水として利用しています。湧水量は毎分 5 トンで約 10 町歩のかんがい用水としても利用されています。湧沢津水源は清泉が地中から突きあがるように出ており、そのきれいな湧き水のやわらかさは村内一です。
南阿蘇から高森を経由して一の宮に至る農免道路に入ると、「倶利伽羅不動・清水滝」への案内版が道路左脇に見えてきます。狭い林道を5分ほど登ると4から5台駐車出来そうな第2駐車場があり、ここからは歩きとなります。阿蘇中央火口高原の南西、標高約900mの倶利伽羅谷を5分程かけ、手すり等が整備された斜面を下ると、落差10m程の滝が見えてきます。しかし、ここの魅力はこの滝だけではなく、渓谷側面の岩場にあります。3m程の崖上部からほとばしる細流は、みどりの苔を伝わって10mほどのカーテンシャワーを作り、とびっきりの清涼感に打たれます。また、長さ50m程の溶岩洞穴があり、諸々の神仏が祭られています。(南阿蘇村ホームページより)