阿蘇小国郷で、私が「oguni-go.com」という地図を作った理由(わけ)

1. きっかけは「地元のお店を、ちょっとでも応援したかった」

私は、この阿蘇小国郷に住む開発者です。

私は、この地で生まれ育ち、77年になります。長年住み慣れたこの地域が大好きで、「どうすれば地域がもっと良くなるか」と常に考え、その発展を心から願ってまいりました。そんな中で、ずっと気になっていたことがいくつかあります。

  • 地元のおいしい飲食店や素敵なお店が、観光客向けの大きな予約サイト経由だと、売上から手数料を引かれてしまうこと。
  • お店の人がInstagramなどで頑張って発信しても、情報がバラバラで、旅行中の人にはなかなか見つけてもらえないこと。
  • いざという時の「避難所」や「AED」の場所は、住民でも意外と知らないし、観光客ならなおさら分からないこと。

「こういう『ちょっとした不便』や『もったいないこと』を、自分の技術で何か手助けできないか?」

それが、私が「oguni-go.com」を作り始めた、たった一つのシンプルな理由です。

2. 私が「oguni-go.com」でやろうとしたこと

私が目指したのは、立派なシステムではありません。

  • 「観光」と「防災」を、1枚の地図にまとめること。
    旅行で訪れた人には「観光マップ」として。そして、もしもの時には、地元の人も旅行者も「防災マップ」(避難所・AED)として使える。「便利」と「安心」が一緒になれば、地域の魅力がもっと伝わると思いました。
  • 「地元のお店」が主役になる場所を作ること。
    大きなサイトに頼なくても、お店の情報をちゃんと届けられる「地域の公式マップ」のような場所があれば、手数料でお金が外に出ていくのを少しは防げるかもしれない、と考えました。
  • 「ずっと使える」身の丈にあった仕組みであること。
    お金をかけても、更新が止まったら意味がありません(そういう「デジタル廃墟」をたくさん見てきました)。個人でも維持・更新できる、シンプルで低コストな仕組みにこだわりました。

3. もし、この「考え方」に共感してくれる人がいたら

私はコンサルタントでも何でもありません。ただ、「地域がよくなればいい」と願う一人の開発者です。

私が作ったこの「oguni-go.com」の仕組み(area-map.com)が、もしかしたら、私と同じように「地元を応援したい」と考えている他の地域や、地域を支える企業様(例えば地元の金融機関様など)にとっても、何かの役に立つことがあるかもしれません。

もし、この「oguni-go.com」の背景にある私の考え方や、実際の仕組みに少しでも興味を持っていただけたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

「地元を良くしたい」という仲間として、情報交換できると嬉しいです。

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